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Channel: 東洋環境分析センタ- 現場奮闘記
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あっ、臭い:ヒ素分析 延岡ラボ

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皆さん、こんにちは 
まだまだ残暑が厳しい日々ですが体調はいかがですか?
今回は、延岡ラボからお届け致します。

延岡ラボはルーチン業務の他に手分析での対応を行っております。
今回は、その水素化ヒ素発生装置を使ったヒ素分析を簡単にご紹介したいと思います。

1. 先ずは試料をるつぼに秤取ります。(天秤は使用前には必ず日常点検を実施して“使用可”の状態になっている事を確認!)
  

2. エタノール溶液に点火して燃焼します。
  

3. 次は電気炉(600℃)で強熱します。
  

4. 酸に溶解し、pH調整をします。(ドラフト内で行います。)
   

5. 塩酸(1→2),ヨウ化カリウム等を加えます。
  

6. 酸性塩化第一スズ容液を加え、10分放置。
  

7. ヒ素分析用亜鉛を加え、直ちに発生装置Bを連結します。
  

8. 水素化ヒ素を発生させ、N、N-ジエチルジチオカルバミド酸銀を溶解したピリジン容液に吸収させます。 ピリジン容液は刺激臭が強いため、ドラフト内にて!
   ガスを発生中です:臭いにご注意を!

       ↓    25℃で1時間

   標準液は呈色しています。

9. 分光光度計で吸光度を測定し、標準の吸収液との比較を行ないます。
  


この方法は、同様な操作を行った標準濃度の呈色と比較する方法です。
お客様のご要望にお応え出来るよう日々努力しております。

今後とも、延岡ラボをよろしくお願い致します。

月初業務 ユース本部

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「ありがとうございます。東洋環境分析センターでございます。」

今回は東洋環境分析センター 本社より、お伝えします。

私たちは代表電話の対応を担当しておりますので、皆様からのお声を一番に承ります。
直接、お会いする機会は少ないですが、皆様とは一番初めにふれあう部署です。
        

さて、今回は月初めの業務を紹介いたします。
毎月1日は月末締めの請求書発行に大忙しです。



1枚1枚心をこめて作成、チェック、発送しております。
今回も無事、時間内の発送ができました。

さて、月内の売上、入金が確定したら、各種資料の作成が待っています。
        
売上帳票、売掛管理表etc.営業所へ配布するものや、会議の資料etc.

今月も無事、月初めの業務を終えることができました。
月末から月初にかけての数日は慌しい日々が続きますが、達成感もひとしお。

それでは、皆様またお会いしましょう。

東洋環境分析センターはじめました 福岡営業所

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『胸を張れる仕事だから、毎日が充実しています!』と笑顔で語るのは、入社3ヶ月目。期待の大型ルーキーの彼!

誰よりも早く出社し、出社してくる先輩達に元気よく『おはようございます!』輝く笑顔は、福岡営業所の未来を明るく照らす太陽そのものです。


福岡営業所の優しい先輩達!?の究極のOJTにより、早くも現場でバリバリの奮闘っぷり。

午前中は博多、天神地区でサンプリング。午後は飯塚でサンプリング。15時から北九州で先輩と営業同行。夕方は博多へ検体回収!そんなハードな業務を難なくこなす彼に、

『まずい!追い越される!!』と先輩達は嬉しい悲鳴(笑)。


そんな彼にも弱点が。パソコンは少し苦手。営業所に帰社した後はパソコンで受付業務。真剣です。


新人加入でますますパワーアップした福岡営業所。

今日もお客様のもとへ!!全力で走って参ります。

消費者の目 〜その2〜 南九州ラボ

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さぁ 明日から10月!!
朝晩が肌寒くなり、いよいよ秋本番ですね〜。
秋といえば、みなさん何を思い浮かべますか??
私はもちろん・・・ “食欲の秋”です!

先日、とってもおいしそうな検体が届きました〜。


秋らしいおいしそうな栗のお菓子だ〜と思っていたら、
なんと、これはクレーム品とのこと!
どのようなクレームかというと・・・
表面に見える白い部分はカビじゃないのか? といった内容。


(矢印部分がカビに見える・・・とのクレーム)

お菓子好きの私には、砂糖か小麦粉に見える・・・
けれど、お客様の安心のために早速調査!

結果は・・・「小麦粉」で、原材料由来だと推察しました。
最近は消費者の方々の目が厳しくなっていますし、
一度カビじゃないか、と不安に思ってしまうとカビにしか見えなくなってしまうという気持ちもわかります。
一方で、食品を製造する方々にとってみれば、とても頭を悩ませる問題ですよね。

しかし検査をすることで、製造する方々も安心しておいしい食品を提供することができますし、消費する私たちも安心しておいしく食べることができます。

食欲の秋。
みなさまの安心のために日々検査に励みます!

「ポチッとボタン」と指標菌 宮崎事業所

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今日は社内スタッフでさえも知らない人がいるかもしれない、
「現場までの奮闘記」のおまけ付です。

というわけで、「現場の竹崎です。」
宮崎市の事業所を出発して約1時間30分、採取現場付近にやってきました。
飲料水(水道)の原水の採取の為に水源地へ。
舗装路から砂利道に入ります。(ほぼ林道)



途中は轍あり、ドロドロになっているところあり。

そんなときには

ギアノブの赤いボタン、通称「ポチッとボタン」で4WDへ。

毎月採取に来てはいますが、普段あまり人が立ち入らないところ。
思わぬアクシデントも。
画面左の山側から落石あり。
4WDとはいえ、この車の車高では通れない・・・

こんなときには
「ファイト〜ッ!  イッパーツッ!!」

ハンドパワー(手力)で撤去します。


そんなこんなで車で入れるところまで到着。

道具を持ち、谷を下ります。
下ります。
下ります。

ようやくサンプリング。


採り終わればもちろん
下った分、登る。
今回の検査項目はクリプトスポリジウム指標菌(大腸菌・嫌気性芽胞菌)の為、採取量が200mlなので荷は軽いです。
(クリプトスポリジウム・ジアルジアの場合は、今回の100倍の量。それはまた後日)

ラボまでの搬入の間、クーラーボックスで保冷し、試料採取情報を記入。
          


またひたすら砂利道に揺られ林道を戻ります。
飲料水水質検査とは言え、こんな出来事もあるのです。

容器洗浄、戦場? 業務課

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今回は、容器洗浄室の一日の様子をお伝え致します。

分析依頼件数が増えると共に検体数も多くなり、容器洗浄作業も忙しい日々が続いています。

分析を終えた残りの試料は、一定の保存期間終了後に処分致します。
その後の容器の洗浄は、専属のスタッフが行ないます。

ポリ容器、ガラス容器、大きさも様々です。


長時間の立ち仕事は腰にきます。


一本一本丁寧に洗浄しています。
次の分析に影響が無いように、しっかりと洗浄します。


洗浄乾燥後は破損が無いか確認します。




チェックの終わった容器は各営業所に送られます。
間違いないよう2人で確認しながら容器発送の準備を行ないます。

準備完了です。

以上、洗浄室の一日でした。


分析センターと言うと、どうしても最新の検査機器を使って結果を出すことに目が行きがちですが、縁の下の私達も正確なデータを出すのに大事な一歩を担っています。

脅威の河川調査 延岡事業所

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宮崎県高千穂町
  んっ!
    東国原英夫 前知事が天の声を聴いた場所!

やってきました。
  ん!この橋高すぎやせんかい!


かの有名な、雲海橋!
             の下の小さい橋でした。


五ヶ瀬川は、谷が深く、水脈が複雑に入り組んでいます。

よって、架かっている橋も高〜いっ!というわけです。
  ということは、
    サンプリング現場では、
      バケツの上げ下ろしで 腕パンパン!

〔一口メモ:阿蘇山の火山灰により、やわらかい砂と、硬い岩石が複雑に地層を形成した為、水の力が大きく働き、このような複雑で深い谷になったそうです。〕

この橋は、強烈に高い!
  風の強い日は、
    バケツがあおられ!
      体もあおられ!
        安全帯が心強くて!


赤い橋は、今は無き 高千穂鉄道跡!

ここは、観光名所でもある 高千穂峡!
2番目に強烈!!

おまけに観光客が朝から沢山来られるので、
できるだけ
   目立たぬよう・・・
      邪魔せぬよう・・・
         朝一番で向かいます。

朝から夕闇まで、橋をさまよう河川調査です。

しかし、河川というだけあって、
  自然がいっぱい!
    私の大好きな生物がいっぱい!

最近見かけた生物の写真で最後にします。

どこにいるか!わかりますか!

ヒントは、昆虫!擬態!

では、次の現場で

海域調査 大分営業所

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今回の現場奮闘記は、大分営業所から海域調査(底質)の様子をお送り致します。
天気は快晴、波も高くなく、絶好のサンプリング日和です。

       
まずは海域調査のポイントを船長と打合せします。

今回の調査船はサウザン○サニー号ではなく、しん○い丸です。

ライフジャケットとヘルメット、採水道具は? オッケー! ヨーソロー!



波は穏やかとは言え、不安定な船上、へっぴり腰が気になりますが・・・

それでも移動中も準備に余念がない小野君


  現場到着後 気象状況をチェック!真剣な眼差し!



船長と細かい位置を確認後、採取。

潮の流れや深度を計算してのサンプリング!

ロープから伝わるずっしりとした感触を感じたら、引き上げます。

何度も繰り返すと腕はパンパンに張ります。

何が出るかな? 何が出るかな?


    
海底土砂が採れました。
持ち帰り、重金属関係の物質を分析します。

弊社は各県、市町村様からのご要望のもと、海域調査を行なっております。

検査項目や料金、検査日数に関しては、
URL http://www.let-toyokankyo.com までお問い合わせ下さい。

食品添加物のはなし 食品検査グループ

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 食品添加物には、食品の製造や保存に必要なもの、品質を向上させるもの、栄養を補充するものなど様々な目的があります。
 今回、ハムやソーセージなどで使用される食品添加物の発色剤についてお話します。

発色剤とは?・・・読んで字の如く、発色させる添加物(色を安定的にきれいに保つ)なのです。

 ハムやソーセージに使用されている発色剤の亜硝酸には、大きく3つの効果があるようです。(もちろん無添加製品もありますが)
1. 肉の赤い色素(ヘモグロビンやミオグロビン)に作用して、加熱・酸化による褐色化を防ぎ、きれいな赤色を形成する。
2. 肉のもつ獣臭さを消し、ハム・ソーセージ特有の風味を与える。
3. ボツリヌス菌の繁殖を抑える効果がある。


今回、ハムで亜硝酸の分析をしました。


ホモジナイズ後、お湯で抽出します。


ろ過後試薬を加えると、亜硝酸に反応し、
赤紫色となります。


今回実施したハムの検査結果は、0.005〜0.053g/kgでした。
ちなみに基準値は0.070g/kgなので、問題ありません!

 食肉製品(ハムやソーセージ)以外には、鯨肉ベーコン、魚肉ソーセージ、魚肉ハム、いくら、すじこ、たらこに使用が認められています。
 今度、スーパーでハムやソーセージを手に取って表示を見て下さい。「発色剤(亜硝酸Na)」と表示されているものをみかけると思います。

 食料の安定供給を考えると、添加物の最低限の使用は必要なのかも知れません。
正しい知識のもと、上手に付き合っていきましょう。

道路交通騒音の一コマ 鹿児島ラボ

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こんにちは。今回は鹿児島ラボの迫がお送りします。

さぁ,騒音振動調査の季節がやってきました!! ^^/
環境騒音振動や道路交通騒音振動は,虫の鳴き声が小さく,比較的天候の安定している秋に実施することが多く,今年の秋も多数のご依頼を頂いております。

先日,道路交通騒音振動調査に行ってまいりました。


道路交通騒音振動調査は,交通量の観測も行います。
     

ここは比較的交通量の多い現場で,交通量の観測には結構な集中力を要します。そして,24時間の連続観測・・・。寒さに耐えながらの観測となりました。



騒音振動調査で使う機材を,ちょっとだけ紹介します。


振動レベル計とピックアップ(振動センサー)
道路交通振動調査では,通常,道路の敷地の境界線上に設置します。
しかし,敷地の境界線上にはピックアップを設置できない場合もあります。アスファルトの下に空洞があったり,やわらかい土や草地だったりすると,正確な測定値が得られないので,適切な場所に設置します。


騒音計と三脚。
道路交通騒音調査では,通常,道路の敷地の境界線上の1.2〜1.5m程度の高さで測定します。
この高さは,子供から大人の耳の高さを想定して決められました。

          
時には,生け垣の外の面に騒音計を設置して欲しいと,お客様より要望を頂く事もあります。
そんなときは,道具から作ります。


今回は,道路交通騒音振動調査についてご紹介させていただきましたが、騒音振動調査に限らず,環境調査には季節的にご依頼が偏ることもございます。(例えば,夏季の悪臭調査やプール水の分析,冬季(渇水期)の地下水の調査など…。)
私たちは,営業部と技術部が一丸となって,御依頼内容の遂行に全力を尽くしています。

業務についてのご意見・ご要望等がございましたら,弊社担当営業までご連絡くださいますよう,お願い申し上げます。

気持ち良い環境調査 延岡事業所

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今回は、気持ちの良い環境調査を紹介します。


河川調査は、流心で行うことが基本とされています。
ここは橋が架かっていないので、直接川に入り、
長いひしゃくを使って、より流心に近いところの水を採取します。
流される危険もあるので、ヘルメット・ライフジャケット、胴長は必須です。
水に入るのも、股下までと決めて行ってます。
膝まで水が来ると、運動能力が極端に落ちるらしいですよ。



採取場所の河川敷は、20〜40cm位の玉石がごろごろしています。
幅も200mくらいあるのでしょうか。
歩きにくいですが、こんな角度から写真を撮ってみるとなんだか幻想的ではないですか?

(私だけですかね?!)


筒状のバンドーン採水器を使用して、ダム湖沼水の採取を行います。
優れもので、狙った深度まで採水器を落とし、水上から重りを落としてやると、蓋が閉まり、そこの水だけ採取することができます。
この採水器が無かったら、潜るしかありませんね。感謝です。

船上での作業は、船の揺れと作業場所が限られるため、注意することが多くあります。
複数人が同時に動くと揺れの予測ができなくなるので厳禁ですよ。
貸しボートとかでも気を付けてくださいね!


でも、走行中はこんな感じで気持ちよさそうですよね!
私は操船免許を持っていないので、いつも前方確認係です。

野鳥や雑木を観察したり、
道路から見えないところを見ることで、
優越感と自然を楽しむ絶好の時間になってます。
いろんなことに感謝できる空間ですよ!
では、次の現場まで!

絶縁油PCB分析(試料採取) 宮崎事業所

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こんにちは。宮崎営業所の日下です。

今回はトランスの絶縁油PCB分析の試料採取に行ってきました。
聞きなれない方も多いかと思いますので簡単に説明します。


1989年以前に製造されたトランス(変圧器)・コンデンサ(蓄電器)の中の油(絶縁油)にはPCBが含まれている可能性があります。保管されたままの状況が続いてきましたが、中には紛失・行方不明になったものもあることが判明し、PCBによる環境汚染が懸念されています。


ちなみにこれが…

トランス


コンデンサ


様々な形がありますが…


さてサンプリングです。
まずはフタを開けます。これが一番大変です・・・
錆びていたり、重かったりとなかなか簡単には開きません!

やっと開きました…!
(フタが無い場合は大変です!穴を開けて取り出します。)

中の絶縁油をスポイトで吸い取ります。

絶縁油の場合、指先ほどの量でのPCBは分析可能です。
以上で試料採取は終わりです。


PCBの分析結果が0. 5mg/kgを超えた場合は、PCB廃棄物として取り扱われます。
PCB廃棄物は、PCB特別措置法により2016年7月までに、処分または処分を委託しなければなりません。


専用容器の貸出も可能です。
不明な点がある場合は各営業所までお問い合わせください↓
東洋環境分析センター 営業所一覧

私たちの仕事 フッ素 分析篇  化学分析グループ

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こんにちは。化学分析グループの秋枝です。

化学分析グループの前回のブログでは、シアン(CN)分析における一連の流れを説明させて頂きました。
さて、今回は皆さんの身近な物質でもあるフッ素について説明させて頂きます。
テレビ等でよく歯磨き粉などに入っている成分として紹介されますが、適量を守らないと初期症状として嘔吐、下痢、腹痛、痙攣を引き起こし、最悪の場合は斑状歯、骨硬化症になってしまいます。
また、自然界においても蛍石や氷晶石などにフッ素は多く存在し、ロケット燃料の酸化剤、半導体のシリコン屑を除去する用途としてフッ素が用いられています。

フッ素分析は直接蒸留法とは違い、水蒸気蒸留法で蒸留します。試薬には主に二酸化ケイ素、リン酸、硫酸を使います。
(突沸する時もあるので要注意です。)

↑↑蒸留時の状況はこのような感じです。↑↑

さて、蒸留後は吸光光度計による発色ですが、フッ素の発色法の名前・・・「ランタン-アリザリンコンプレキソン吸光光度法」と言います。かっこいい名前です!
操作としては、蒸留後の検体を50ml比色管に30ml分取し、アルフッソン5mlとアセトン10mlを入れ蒸留水にて50mlにメスアップし、1時間静置します。
↓↓↓こんな感じです↓↓↓
   (検 量 線)              (検 量 線)
発色時写真(試薬投入直後)        (60分後)
 ⇒ ⇒ ⇒ 
               60分後


発色法の名前はかっこいいのに・・・なんか地味な色です。
しかも、試薬投入後と1時間後の色の違いが写真ではあまり区別できません。
でも、吸光光度計はしっかり色の違いを見分けてくれる頼もしい「仲間」です。

           (吸光光度計での計測)


フッ素の出ない検体の比色管は赤紫色をしていますが、フッ素が大量に入っている時の比色管は青色に変化します。
弊社にはシリコン除去後のフッ素排液や焼却場から出た飛灰などフッ素を多量に含有している検体も持ち込まれます。

〈今回の分析法〉JIS K 102 34.1
          (ランタン-アリザリンコンプレキソン吸光光度法)
規制基準値・・・排水…8mg/L  環境水・土壌汚染対策法(溶出)…0.8mg/L 
         土壌汚染対策法(含有)…4000mg/L


分析者が分析している項目は、私たちの身の回りに存在する物質が多く、これらの物質と共存しながら私たちは生活しています。このような物質は適量では「良薬」でも多量の摂取により「毒」とも成りえます。
これからの未来環境の為に、目の前の自然をもう一度見つめ直してみませんか?

準備万端 延岡事業所

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月一回の水道水と下水道水検査のための島わたりということで、
時刻表を見ながらスケジュール調整も万端に出発しました。


順調にこなし、あとは島わたり・・・!
なっなんと!定期船舶検査中!で一便欠航していました。


生活に欠かせないライフラインの検査だけに、外すわけにはいきません。
というわけで、一時間半後の便で向かいました。

(今回乗った高速船、こちらは通常通り運航していました。)

時間が限られた検査だけに、延岡市内の分析室に連絡を入れ、事なきを得ました。
近くに分析室があると融通が効くのでありがたいです。
ただただ、自分の中の準備万端にあきれる次第です。
日頃の行いを反省するいい時間でした。

また次なる現場でお会いしましょう。

2011年感謝をこめて

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2011年も残りわずか、今年もたくさんの出来事がありました。

お世話になった皆様に感謝の気持ちをこめて、御挨拶をさせていただける事に、また感謝をする次第です。

数ある会社の中から、東洋環境分析センターを支持していただき、お電話をいただき、足を運んでいただき、感謝してもしきれない気持ちです。

ご支援・ご愛顧いただきました皆様、本年一年間、誠にありがとうございました。
来年も引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。

良いお年をお迎えください。

                        東洋環境分析センター 社員一同

初現場奮闘(浸出水編) 鹿児島事業所

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今回は鹿児島事業所よりお送り致します。

検査のご依頼を頂き、今回は初めての浸出水サンプリング。
採水ポイントは清流の上流地点。
初現場ということもあり、時折止まっては地図を確認しつつ、山道を進んでいると何と行き止まり・・・ まだポイントまで大分あるのにぃ〜
車を降りて採水道具をリュックに詰め込み再出発!道なき道を上ったり下ったり、高い崖の横をすり抜けたりで歩くこと30分・・・ 帰りは大丈夫かな?
疲れで弱音が出そうになっても、お客様の為にきばっど(頑張るぞ) オーッ!  


           ( 渡り橋作成経過 )

川沿いに出て滑りやすい岩場をいくつか乗り越え、現場に到着!
中には渡り橋が必要なところも(渡り橋の完成形は乞うご期待!!)
すぐに気温・水温の測定開始。専用のひしゃくで検査用ボトルへ慎重にサンプリング。


無事に採水終了、ホッと一安心。
静かな森の中、眼下に流れる透き通った川を見ていると、和やかな気持ちに。
私達の仕事の大切さを再認識する瞬間。

この現場に来られて良かったなと思いながら帰路へ
サンプリングした水もあり、リュックも相当重いはずなのに足取りは軽やか。
今年も現場で奮闘するぞ〜!

ウチの水って飲めるの〜?? 水道水検査グループ

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初めまして、水道水検査グループ本年度入社の入来です。
新年を迎えまして、気持ちも新たに会社一丸となり、さらに飛躍できるよう頑張ってまいりますので、今年も東洋環境分析センターをどうぞよろしくお願いいたします。

さて、話は変わりますが、前々から気になっていた、九州ラボ内にある普段使われない井戸の水が実際に飲料水として適しているのかどうか、その分析の過程と結果を皆さんにお伝えしたいと思います。



まず、検体の採水からスタートしました。ここが東洋環境分析センター 九州ラボです。さて、皆様この写真のどこに井戸があるかお分かりになりますか?

正解は…写真左側の植木の中にありました!


入社当時から、敷地内のどこかに井戸が存在するということを耳にはしていましたが、まさかこんな所にあるとは…
そんな驚きとともにいざ、採水開始!


今回の分析は『飲料水10項目検査』ですので500ml角ポリと細菌検査用の滅菌ポリでの採水となります。
採水したポリを各担当者へ渡し分析開始!
    

以下が分析の結果となります。


これより、一般細菌において基準値を超過しましたので飲料水としては不適合という結果になりました。飲料水としては適してないのですが、生活用水など様々な用途で用いることができると思います。限りある資源を有効活用したいですね!!

「ウチにも井戸があるんだけど、これって使えるのかなぁ〜??」

と思った方、是非とも東洋環境分析センターへご依頼ください!!
東洋環境分析センター 営業所一覧

講習: 水道事業実務者セミナー開催

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皆様より好評をいただきまして、

『平成23年度水道事業実務者セミナー』

を開催させていただくことになりました。

  
例年通り2会場にて行います。 

宮崎県会場  2月2日(木) 10:30〜14:45
       宮崎市民文化ホール
       宮崎市花山手東3丁目25-3

鹿児島県会場 2月3日(金) 10:30〜14:45
       かごしま環境未来館
       鹿児島市城西二丁目1番5号
  

  演題 1
    安全な水を供給するための取り組み
      〜 水安全計画の策定 〜
  演題 2
    病原性微生物による水系感染事故と対策
      〜 クリプトスポリジウムに続くものは 〜
  報告
  弊社技術部発表、トピックスの紹介もございます。


内容は、水道事業者向けの講習となりますが、多分野の方に来ていただけ

ると、更に地域活性化につながると考えています。

  会場でお会いできることを、心よりお待ちしております。

極寒の現場でも頑張ります。 熊本事業所

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今回の現場奮闘記は熊本事業所よりお届けいたします。


日に日に寒さが厳しくなってきている今日この頃。今回の現場奮闘記は南阿蘇・高森でのサンプリング風景をお届けいたします。


この時期になると雪が降ることも珍しくない南阿蘇・高森の道は、国道等の大きな道は融雪剤が撒かれており何とか通行できますが、少し横の山道に入るとこの通り

真っ白な状態になっております。

場所によってはこんな風に

道路が完全に凍結している場所もあり、そのまま通行するにはあまりにも危険です。

そんな時はやっぱりこれです。


タイヤチェーン
これを装着して低速で走れば凍結の道も何とか通行できます。

何とかたどり着いた現場は

一面雪だらけの銀世界になっていました。

そんな雪だらけの斜面をひたすら降りて

ようやく目的の場所へたどり着きサンプリング


今回は処分場の発生ガスのサンプリングを行いました。
依頼内容によってメタン・硫化水素等の成分を調べる為にエージングボックスという機材を用いて管内の空気を採取し、分析を行います。

サンプリングが終わればもと来た道をまた戻ります。



ちなみに当日の気温はサンプリング時で1℃程でした。
厳しい現場であっても、お客様の要望がある限りどこへでも突き進んでいきます。

しかし寒かった・・・・・。

現場と言えば調査課でしょう  調査課

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今回は、調査課 第一グループから報告します。

私たち、第一グループは主に排ガス測定(ばい煙測定・ダイオキシン類測定)を行っています。



測定の依頼があれば、九州全域どこにでも行くので車の走行距離がもうこんなに・・・

(祝25万km突破。目指せ!次は30万kmだ!!)いやいや大丈夫か?

まあ、きちんとメンテナンスをしていますから、まだまだ現役で活躍できます。   たぶん・・・




本当に、どこにでもいくのでこんな小さな離島にもいきます。

ただ、台風の時期と重なり高波で帰れなくなったりします・・・



参考までに・・・フェリー欠航の為帰れなくなり、やけになって旗振って助けを呼んでます。
単なる鬱憤ばらしでやりました。かなりスッキリしました。



ところで、みなさん御存じかと思いますが、昨年4月に大気汚染防止法が改正されました。
主な内容は以下の通りです。

事業者による記録改ざん等への厳正な対応
測定結果の未記録、虚偽の記録等に対して罰則を創設。
3か月以下の懲役又は罰金30万円。

排出基準超過に係る地方自治体による対策の推進。
継続して排出基準超過の恐れがある場合に、事業者による改善対策を地方自治体との
連携の下で確実に図る為、地方自治体が大気汚染防止法の改善命令等を広く発動
出来るよう見直し。


以上、調査課 第一グループからでした。
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